クーリングファン交換
クーリングファンの不具合です。これはサーモスタットがはたらき、クーリングファンが始動するときにかなり大きな異音と運転席にも微振動として伝わってくる大きな衝撃を伴うようになるというものでした。エンジンルームを覗いて、実際ファンが起動するところを見るとかなり大きな衝撃とともに回り始めることがわかりました。回り始めれば異常もなく、またエンジンを切ってファンを手で軽く回してみても特に何かに当たっているという様子もありませんでした。逆にこれは、何かファンに当たってしまっているものを取り除けば良いという簡単なレベルもものではないことを意味しファン自体に問題がある可能性を大きくするものでした。

しかしこのまま約2ヶ月びくびくしながら乗り続けました。点検(6年目の12ヶ月点検)のタイミングでその不具合を伝えてディーラーに車を預けると翌日早速回答が…。「ファンモーターが壊れてますね。交換の必要があります。」とういものでした。選択の余地はないのでお願いしましたが気になるのは交換範囲。モーターだけ交換できるのか?それともファン関係全とっかえか?…果たして結果は後者でした。-_-;

という訳で費用は以下の通り

ラジエターファンASSY ……\49,300-
ファン交換    ……………\31,500-
(計(税抜)……………………\80800-)

うーん…安くはないですねぇ。今回は「ガタがきた」ぐらいで済んでいたから良いですが、ホントに回らなくなったら重大な故障に繋がる部品ですから(じゃあ2ヶ月もほっとくな<自分)やっぱり6年50,000kmぐらいで壊れてもらっては困る部品です。例えば国産では、決してタフな印象のなかった80年代のホンダ車に5年75000km乗った経験がありますが部品が壊れて交換を余儀なくされる不具合が生じた箇所はなかったと記憶しています。冷静に見てやっぱり信頼性では一歩及ばないのでしょうか?がんばれアルファフィアット!!(因みにファン自体はボシュ製でしたが…)

ただ今回は、ディーラーが不具合を知ってから5日中に部品調達から取り替えまで済み当初ファンの不具合を見込まないで請け負った日曜預け土曜引取りの予定に間に合ったことは評価できるものと思います。サービスの体制を維持し普通に実用車として使える155の魅力を大切にしてもらいたいですね。