続タイヤについて
Pilot SPORTに換えてから初めて高速走行をしてみました。その辺を含めてのこのタイヤの印象です。

硬さに関しては、空気圧の関係もあると思いますが、硬い印象があります。突き上げというか路面の細かい凹凸が伝わってきやすくなった感はあります。(ボディーも弱ってきていそうなのでちょっと辛そうです)でもM7Rにあったグニャっとした感じはなくなりました。高速安定性はよいようでドッシリしている印象です。ステアリングをしっかりもっていなくてもチョロチョロしない印象です。このへんM7Rは若干チョロチョロしそうな雰囲気がありました。多分運転は楽になったと思います。タイヤを換えたことにより、とにかくグニャリ感が無くなってビシッとなった感じは良い方向だったと思います。

ノイズは、「ゴー」という低い音に関しては路面の良し悪しに関わらず常に出ている印象を受けましたが路面が悪くなっても「カーン」とか「サー」という高い音は出にくいようです。

あとこれはどういう関係かわかりませんが、車をスムースに停めることができます。ブレーキを掛けて最後にクラッチを踏み最後の最後にブレーキを抜きながらカックン停車をさせないようにした場合、Pilot SPORTの方がM7Rよりコントロールしやすいというか、予想がつきやすいというか…とにかく思ったとおりの踏力で最後までコントロールでき完全無ショック停車をしやすくなりました。M7Rは多分あるところで急にブレーキが強くなりカックン(微小ですが)気味になってしまっていたんだと思います。Pilot SPORTはM7Rより気を遣わずにノンショック停車ができるようになりました。

また155の純正16インチホイールとの勘合についてですが、M7RよりPilot SPORTの方があっていると思います。M7Rが勘合していないわけではないのですが、155のホイールに組んだ場合不自然な逃げの部分ができてしまい、一見ホイールとタイヤの間に隙間があるように見えてしまっていました(当然隙間などなくリムとビードは勘合していますが)。このへん流石、純正P700Zはホイールとタイヤサイドが面一になっていましたし、Pilot SPORTもこれに近い状態になります。(リムプロテクターがリムを保護してくれそうですし…)見た目はどうでもいいのですが、どうもこうなっていないと横剛性が落ちるのでは??と思います(真偽のほどは不明)。あくまでも155の16インチ純正ホイールに限った場合のお話です。

M7Rとの比較はざっとこんな感じです。但し、空気圧の違いもあるかもしれません。一応、M7Rも1月の点検で適正な空気圧に調整されているとは思いますが、現在のPilot SPORTの空気圧は高めのような気もします。いずれにせよ総じて言えば、自分の155の使い方にはM7RよりPilot SPORTの方が合っていたというところですね。P700Zとの比較は遥か昔なのでできません^^;。(あ、後輪は直前までそうでしたが…)。

使い古したM7Rと、つい先日大枚はたいて買ったPilot SPORTとの比較ですので、思い込みも及び思い入れも加算されていることは間違いありませんのでご了承下さい。

なんと言っても今までこんな高いタイヤ買ったことないので。

<追記>
タイヤを交換してから、やっと初めて本格的に長距離高速走行できました。片道約200Kmで往路は曇時々晴れ復路は雨の東名です。

大したインプレはできませんが、先ず音に関して。

これについては、結構ロードノイズが出ているみたいです。もっともロードノイズは、タイヤとクルマの相互関係になってしまいタイヤそのものの性能ではありませんが。また以前、路面による高音は出ないようなことを書きましたが、出ます(^^;おいおい)。やはり、カーンとかサーという音は路面によって出てしまいますね。

一方パターンノイズは殆ど出ていないような気がします。というのは、ロードノイズは、車の速度に拠らず常に同じように出る音になり、パターンノイズは速度によって高さが変わる音になりますが、後者のような速度に依存する音はあまり気になならなかったというわけです。

ひょっとすると「うなり」が出る速度域があったかもしれませんが、これは路面のせいだったのかもしれません。

いずれにしても、風切り音・ロードノイズ・エンジン音と比べたらその中に埋没してしまってますね。

ただ東名上り線の御殿場−大井松田間のトンネルは、速度に依存する音が出ますが(おそらくわざと出やすくしてる?)、もしこの音がタイヤのパターンノイズを元とする音であるとしたら、流石にここではパターンノイズは出ることになってしまいます。(でも比較的静かかな?←ただの思い過ごし?)ここで出る音はこのタイヤで走ると100〜110Km/hの音が抑えられるようになっているようです。これがこのタイヤのパターンノイズの傾向かもしれません。ただし、このトンネルでの音源が何なのか、わかりませんが…。まぁ、いずれにしても話半分に聞いてください(^^;)

ごく普通に走っただけですのであとの性能は、良くわかりませんが、ドライ、ウェット通して特に際立って感銘を受けた点もないが、逆に気になって仕方が無いあるいはひやっとしたという点もありませんでした。直進するためにステアリングを保持するですとか、レーンチェンジ時の気の遣い方という意味では、余計なストレスは感じませんでした。そういう意味では疲れないタイヤかもしれません。しかし、ロードノイズは気に仕出すと結構疲れるかも…(でもふつうこんなもんか)。

あと、これは私の車に限ったことでしょうが、オド(トリップ)メータの距離が狂います。P700Z・M7R・Pilot SPORT何れも大して外径は変わらないと思うので全てに対していえることですが、因みにPilot SPORTの205/45R16(590mm)では、約3%狂ってます。実走距離よりメータが刻む距離の方が多くでます。10Km走ると10.3Km走ったことになってしまします。もし下取りに出すことがあるとすると損するような…。

以下完全な余談
いままで買った夏タイヤといえば…
クライテリア(195/65R13H)、M5(195/60R14H)、AVSインターミディエイト(195/60VR14)、AVID(185/60R14H)、M7R(205/45ZR16)

クルマ(含中古)やホイール(友達がら買った^^;)に付いてきたのは…
GT Special(155SR13)、SP4(185/70SR13)、M3(185/60R14H)、MXL(155/65R13T)、MXV2(195/60VR14)+GGRID?(195/60R14H)、RE88(195/55R15V)、RE010(195/50R15V)、P700Z(205/45ZR16)、???(185/60R14H)

どんなクルマ達が履いていたかご想像いただけるでしょうか?^^;