冷却水漏れ
ことの発端は、水量計の警告灯がついたことに始まります。点検に出し、冷却水の交換を行った後のことでした。点検から帰ってきたときには、確かに警告灯は点いていなかったはずでした。いや、絶対についていませんでした。その状態でしばらく乗っていたある日、水量計の警告灯が点いていることに気づきました。人間勝手なもので、「きっと点検で入れた量が少なかったのだろう。多分点検後から点灯していたんだな。」と思っていました。ところが、最初はある一定条件のときのみ点灯していた警告灯(エンジンが冷えている場合の下り坂)が、だんだん点灯する機会が増え、冷えているときの始動時は必ずから、エンジンが暖まっても条件によっては点灯するという状態になっていきました。しかも、どう考えても室内がクーラント臭が漂っているような気が…。

この時点では、「絶対もれているな」という気になりましたが、最初に警告灯が点いてからこの状態になるまで2,3ヶ月かかっていたためごく微量づつしか漏れていないのではないか、そうだとするとディーラーに出しても場所が特定できないとか言われてしまうのではないかとか勝手に思いどうしようかと煮え切らない日々を過ごすことになりました。
しかし、ある日そんなつまらないことを考える必要がないことが起こりました。家に帰って車から降りようとしたとき、「ん?足が滑った気が…」となり、フロアマットに手を当てたところなんとびしょびしょになっているではありませんか。これで迷いも消えディーラー直行!!実はまた今度ご紹介しようと思うトラブルと一緒に対応してもらいました。

場所は、ヒーターコックでした。対応はこれの交換となりました。155V6オーナーの方で、冷却水が減る、室内がクーラント臭いという方はここを疑ってみてください。
この現象については、メールをいただいた155V6オーナーの方の車でも発生したとのお話でしたので、あるいは155V6の弱点なのかも知れません。

以前に、BX16Vに乗っていたころ旅先で故障し、地方の(一応)ディーラーに診てもらったときに見当違いのことをされ結局直っていなかったということがトラウマになり「あ〜あ…どうせ出しても原因不明だろうな〜」と思ってしまうのは悪い癖です。今155でお世話になっている、C社TM店は的確な処置をしてくれているのですからおかしいと思ったらすぐ診てもらえればいいんですけどね。

155V6ユーザーの方のサイトには、やはりよくこのトラブルが掲載されているようですので、私の場合の処置にかかった費用を載せておきます。

1.ヒーターコック交換工賃…\13,500
2.ヒーターコックG/K…………\650
3.ヒーターコック………………\3,300
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計………………………………\17,450
(99年5月実施)

実際は他の項目と一緒に行い、まとめて5%レスされ、それに消費税がつきました。

どうもいろいろな情報が飛び交っているようなので、私の場合の事実をご参考までに掲載いたしました。「ヒーターコック交換」まで行って2万円弱ということでした。