CDチェンジャー
基本的には、オリジナルのまま乗り続けようと思っていますので、当初からモディファイは考えておりません。あとから付けたものはCDチェンジャーぐらいです。これは1997年3月ごろ装着しました。

私の155にはSONYのデッキがついていました。いままで国産車を買うときは、オーディオレスで買って後から自分の好きなオーディオを買うか、前に買ったものを前のクルマから移植していました。当時は正方形ボタン時代のALPINEを好んで使ってました。輸入車だと殆ど強制的にオーディオがついてきてしまいます。輸入車は過去にCITROEN AXとBX(中古)に乗っていたことがありますが、何れも純正デッキは魅力的なものではなかったので、自分の好みのものに入れ替えていました(AXはいまどきこんなのあり?という「フルメカニカル」デッキでした)155のデッキはそんなに悪いものではなさそうでした(決して高級機ではないですが)。しかもAlfa Romeoのロゴが入っていたので(実は最大にして殆ど唯一の理由)これは生かそうと思いました。カセットデッキとしては中級機のようでしたが、どうせもうカセットテープは使わないと思い、デッキを生かしてCDチェンジャーを足して使うことにしました。

CDチェンジャーは純正品を買うと高いので、SONYの市販品から選ぶことにしました。純正デッキのフロントパネルの形状と市販デッキを比べ、「多分この機種と同じだね。じゃあこのチェンジャーが使えるだろう」と思い、SONYのチェンジャーCDX−805を買ってきました。そこで、デッキを引き抜くと(欧州車はこの辺が便利ですね)なんと、「多分これと同じだ」と思ったデッキから機能がかなり省略されたものであることが判明。プリアウト・インの端子がないんです(奥行きも短い!)。なので、外部アンプが使えないんですね。これで、「アンプを外に出していい音を」などということは諦めなくてはならないので余計なことを考えずにすみます。
CDチェンジャーの端子はついていたので、接続してみると無事作動しました。

アンプレスデッキに外部アンプ(フロント用+リア用)、電源は直接バッテリーから採取して…などということはやらなくなってしまいましたので、このアルファロゴ入り純正アンプ内蔵デッキで十分です。いい音ではありませんが、まぁ聞くに堪えないということもないので良しとしています。

配線はセンターコンソールを通し、フロントシートの下を横断させ、フロントドアのキックボードの下からリアドアのキックボードの下、リアシートの脇を通してそのままトランクへと流し込みました。センターコンソールからフロントシートに出て行くところが一瞬露出してますが、コンソールとシートの間隔が狭いので目立ちません。あとは殆ど隠すことに成功しています。本体はトランクルーム右後方隅に設置してます。固定は、取りつけステー底に貼ったマジックテープで済ませてますが問題ありません。

 ▲トランクルームに設置したCDX-805

最近(といっても1997年でしたが)のCDチェンジャーは音とびもなく優秀です。ただし近頃はCDの管理が面倒になってきてしまたので、MDチェンジャーもいいかなと思うようになりました。しかし、以前ほどクルマで音楽を聴かなくなってきています。そのひとつの要因は「アルファV6の音が聞ける」ということもあるでしょう。でも気持ちよく飛ばせているときはエンジン音も高らかでいいのですが渋滞時はやぱり音楽は欲しいですね。