【2004年 ヨウスケのアカデミック園芸ワールド】5月
2004.5.31(月)・・・渋色 |
![]() Verbascum 'Southern Charm'(ゴマノハグサ科) すらっとした花穂が人気のバーバスカムは、イギリス等のボーダー花壇では、デルフィニウム、ジギタリスと並んでよく使われる素材ですが、日本ではなかなか流通していません。 たくさんの品種が存在するバーバスカムの中で、‘サザンチャーム’は花色に特徴があります。シェードアプリコット、クリーム、ダスキーピンク、ラベンダーピンク等の、ややくすんだ色から明るい色までのミックス品種です。 夏場に弱いと言われているバーバスカムですが、この品種は夏の暑さにも強く、容易に夏越しします。冬の葉はロゼット状で休眠しています。株が出来上がると、たくさんの花穂があがり、春から夏まで楽しめます。 |
2004.5.8(土)・・・パステルカラー |
![]() Oenothera ‘Lemon Sunset’(マツヨイグサ科) 花色に特徴のあるオエノテラ(マツヨイグサの仲間)です。8cm近くある大輪の花は透き通るような淡いレモンイエローをしており、ひときわ目立ちます。開花して数時間後より、花色はアプリコット色に変化し、翌日しぼんだ花はオレンジ色をしています。 常緑の宿根草で、露地植えにすればかなりの大株になり、花茎が何本も立ち上がる姿は雄大です。初夏の夕刻、お庭や鉢で、ナイトガーデンを楽しんでみてはいかがでしょうか? |
2004.5.7(金)・・・目は無いけど |
![]() Euphorbia amygdaloides ‘Purpurea’(トウダイグサ科) こちらは葉が紫色の品種です。冬はきれいなワインレッド色の葉をしておりますが、春の訪れとともに、紫色はうすれ、深緑に赤を混ぜたようなダークな色をした葉に変わっていきます。 花はきれいなライムグリーンで、葉と花の対比は最高!昨日のユーフォルビアと違い、目がなく、爽やかです。株はコンパクトにまとまりパフォーマンスはgood。 ウィンターガーデン素材ではありますが、年中楽しめる素材です。 |
2004.5.6(木)・・・目? |
![]() Euphorbia × martini(トウダイグサ科) 葉の美しさが取り上げられるユーフォルビアですが、花はこんなにきれいなんですよ〜!とお知らせしたかっただけです・・・。 葉と花の対比が美しく、爽やかな色合わせです。花はとても長く鑑賞でき、ゆうに1ヶ月は楽しめます。冬の葉は、赤味が差し、格別に美しく、冬も春も楽しめる素材です。 |
2004.5.5(水)・・・小花 |
![]() ![]() Dianthus deltoides ‘Alba’(ナデシコ科) ヒメナデシコという和名をもつ植物です。非常に小さい花を密に付け、カーペットのように広がります。ヒメナデシコは赤系を中心とした花色が多く、白花は貴重です。 曇天や夜間は花を閉じ、快晴になると花が開きます。どんな土壌にも適応し、年数の経った株の花つきは見事です。 |
2003.5.4(火)・・・ぴんく? |
![]() Calendula ‘Pink Surprise’(キク科) 品種名にはピンクの文字がありますが・・・う〜ん・・・ピンク色か??オレンジ色がキツくなく、やさしい色合いで気に入っていますが・・・。 野暮ったい感覚はないんですがね。 |
2004.5.3(月)・・・今年も良く咲きました。 |
![]() 線香花火のような花が、たくさん上がっています。 日が当たるところでも半日陰でも、それなりに適応する植物です。春先はカンカン照りの方が、夏場はやや日陰の方が株を維持するにはよい様です。 |
2004.5.2(日)・・・今年も良く咲きました。 |
![]() Tiarella ‘Cygnet’(ユキノシタ科) たくさんのTiarellaの品種に囲まれて過ごしています。毎年株を大きくし、たくさんの花が上がるようにと願いながら育てています。 我が家の大株は、直径24cmの鉢に植えています。花の数がすごすぎて、ここではお見せできません! 花はかわいいし、香りがあるし・・・・あぁ、とってもステキっ!!!と思える植物です。 |
2004.5.1(土)・・・シルバー |
![]() Chrysanthemum japonense var. ashizuriense(キク科) アシズリノギク、という名前をもっています。漢字をあてると「足摺野菊」となります。葉の形がとてもかわいらしいでしょ?そして、葉の色も最高です。 花は白色で小さく、株と花のバランスも○ 山野草と言われるカテゴリーの中には、まだまだガーデンや寄せ植えで使える素晴らしい素材が眠っています。これからもどんどん発掘していきたいと思います。 |