【2003年 ヨウスケのアカデミック園芸ワールド】8月







2003.8.25(月)・・・part4
 更に・・・

 Lycoris ‘Jaksoniana’(ヒガンバナ科)

 花つきは、ややまばらな感じですが、花の形は丸くてかわいいです。弁先は青くなり、非常に美しい。

 これでおしまい。


2003.8.24(日)・・・part3
 更に・・・

 Lycoris ‘Offwhite’(ヒガンバナ科)

 これは弁がやや細く、スリムちゃん。結構、まばらな感じがして、これもなかなか味のある姿です。色はこちらの方が白いです。

 これも平尾秀一氏作出品種。
 


2003.8.23(土)・・・part2
 続いて・・・・

 Lycoris ‘ヘイスパー1号’(ヒガンバナ科)

 クリームがかった白で、やや弁に丸みを帯びた整った花です。こうなると、ヒガンバナ、というイメージはなくなるのかな?

 これも平尾秀一氏作出品種。


2003.8.22(金)・・・葉なしの話し
 この時期といえば、やっぱりこの花。

 Lycoris ‘Kagaribi’(‘かがり火’)・・・ヒガンバナ科

 ヒガンバナと同属の植物で、花の時期に葉はありません。ヒガンバナも同じく、花の時期に葉がなく、しかも何もない地面から、いきなりニョキっと花を持ち上げるのが、非常に薄気味悪く、あまり良い印象はもってもらっていない花の1つだと思います。

 品種改良は日本で多く行われておりますが、日本人の中でもヒガンバナは好きではない、という人はたくさんいます。

 この暑い時期に咲く花とて、もっと普及してもいいかな・・と思ってはいるのですが。

 平尾秀一氏作出品種


2003.8.15(土)・・・サファイア
 透き通るような青・・・・。

 Jacquemontia pentantha(ヒルガオ科)

 80〜100種が、中央から南アメリカにかけて分布しています。あちらでは雑草として嫌われている植物ですが・・・花は観賞価値もあり、たまに栽培されています。(本当は、ほとんど栽培されていません・・・。)

 花は、Evolvulus pilosusそっくり。花のアップだけでは間違えそうです。

 こちらは、ツル性の植物で、支柱などに絡み付いて登っていきます。キレイな青い花に、夏の暑さを忘れます・・・と書きたいところですが、最近寒くて・・・夏はどこへ行った?といったところですね。


2003.8.9(日)・・・原種
 ダークブロンズの葉が美しい!

 Fuchsia triphylla(アカバナ科)

 フクシアの原種です。18世紀、西インドのドミニカ共和国(旧:ヒスパニオラ島)で最初に発見されました。

 非常にダークブロンズの葉を持ち、朱色の花を咲かせます。交配にも多く使われた記録が残っています。

 花は原始的で、当たり前ですが・・・素朴です。

 寄せ植えに使うと、相乗効果抜群。非常に引き立ちますよ。秋からの素材としても有望です。


2003.8.8(土)・・・マメ。
 うす紫の花が涼しげ・・・。

 Vigna caracalla(マメ科)

 Snail Vine、Snail Flowerと呼ばれている、中米〜南米に分布しているツル性の植物です。

 花の形が非常に特徴的ですね。非常に生育旺盛で、夏場のツル性植物としてもっと利用して欲しいと思います。

 花に香りはありませんが、この色からして、思わず「花」に「鼻」を近づけたくなります。


2003.8.7(金)・・・爽やか白斑
 暑い夏には白斑の植物!

 Callicarpa mollis ‘Ojimanohomare’(‘小島の誉’)・・・クマツヅラ科

 日本に自生するヤブムラサキの斑入り品種です。夏だから、涼しそうでいいでしょ?

 属名から分かるように、ムラサキシキブと同属です。

 意外に葉焼けもせず、この美しい斑を保ちます。秋の紅葉も良く、お気に入りの植物です。


2003.8.6(木)・・・最高!
 素晴らしい葉色!

 Leea coccinea(リーア科)

 アジア等の熱帯植物です。これはビルマが故郷で、葉はこんな色・・・・。何と表現したらよいのでしょうか?しびれるような葉色です。こんな色大好き〜!

 観葉植物として、本当に本当にごくたま〜に、見かけることはありますが・・・おそらく目にしたことのない方が大半でしょう。

 葉しか写っていませんが、小低木です。木ですよ。夏場のガーデンプランツとして最高ではないでしょうか?