◆今月のコトバ◆
朧月夜(oboro-zukiyo):この「朧」というのが一体何なのか、というのを英語圏の友人に尋ねられました。手許の辞書では「月の光のうすぼんやりとしたさま」などとなっておりますが、それだけでは微妙に色艶のあるこの言葉の風情が伝わりません。「朧月」と言えば主に春の月をさすのだと言っても、彼女は日本の春を知らないので説明になりません。結局、朧月夜を描いた日本画を見せることで落着したのですが、言葉は文化を共有してはじめて血肉になるものなのだとつくづく思った新年のできごとでした。

back / next

01/19
(fri.)
友人夫妻が何度目かの大喧嘩ということで、金沢くんだりまで仲裁にでかけていたのですが、ニュースでも散々報道中のあの大雪にバッチリ見舞われまして、今日まで帰宅できずにいました。なんかもう、北陸はタイヘンな雪で、雪のおかげか寒さはそれほどでもないのですが、足元からじわじわと染みてくる冷たい水と滑る道路には参りました。子供の頃から雪に慣れてはいるものの、なんだか想像を絶するものすごい豪雪っぷりで、夫婦喧嘩の頭を冷やすには外に出しておけばそれでいいだろうに〜などと思わず悪態をつきたくなってしまうほど、私は不機嫌でした。
しかも冬の北陸、といえば世間的には蟹なんでしょうが、甲殻類が微妙に苦手な私には縁のないハナシ。意外とおいしかったのは友人つくった糠漬。糠漬はきゅうりがいちばん好きです。

それで、喧嘩の仲裁くらいは1日もあれば充分なワケで、帰宅の足が確保できるまでのあいだ何をしていたかと言うと、基本的にはひたすらぼんやりとしていました。恐ろしいことにこの友人宅には私の昔の同人誌などもあったりして(持ってくるなよ、婚家に。)おそるおそるそれを手にとってみる、などという遊びまでしてしまうほど暇でした。

01/11
(thu.)
8日にいじった実家のパソコンがやはり不調であることが判明。妹に叱られる。修理はどうやら実家の近所に在住のシステム業界人の従兄弟に頼むらしい。実家のパソコン購入以来、トラブルがある度、毎度お世話になっているとは言え、ひたすら申し訳ない。ごめん従兄弟。

親戚一同全員が仲が良い、というワケでは決してないのだが、小さい頃から仲が良かった従兄弟たちが何人かいる。せっかくのお正月なので会って話のひとつもしたかったのだけれど、新年早々、皆おしなべて忙しいようで、いつになったら遊べるのやら。
01/08
(mon.)
妹がパソコンの調子がまだ悪いというので、いろいろいじっているうちに「あ、まずいかな」という部分を消去してしまいました。ごめん妹。

そういえば今日は成人式の日(成人の日、っていうのもなんだかヘンな名前ですよねぇ?)なのでした。ずっと小正月=成人式の感覚で暮らしてきた人にとってはなんだか異様なカンジのする祝日です。おかげで出社日が伸びたので文句は言えませんが(笑)。
で、成人式。私自身は自治体主催の成人式には出席しなかったのでなんとも言えないのですが、アレはそんなに世間では楽しみにされているイベントなのでしょうか。一体どういったことがあの公民館や市民会館で起こっているのでしょう。(市長が挨拶するんだということは知っているのですが。)
私がどうして成人式に出席しなかったかと言うと、主催側の自治体と殆ど縁がなかったからで、出席したところで知り合いもいないことだし、というのが第一の理由です(小学校時代の友人などほとんど覚えていないし)。どうも、あのセレモニーは、同窓会的意味合いがイチバン強いような気がするのですが、実際のところどうなのでしょう。それから、私が招待していただいた成人式の場合は、あまりにも対象人口が多いため、先着順で入場者制限をするという話も聞いたので、すっかり行く気をなくしていたのです。そうまでして行く意味があるかどうか…。

夜中、なんとか自宅に辿りついてテレビをつけてみると、各地の成人式会場でいろいろと事件があったようです…が、詳しく見ている気力もないので今日は寝る事にします。

今日の本棚:「ドリトル先生の英国」 南條竹則著、文春新書
「ドリトル先生」シリーズ好きにはたまらない1冊です。ドリトル先生の時代のイギリスについてのちょっとしたエッセイ集ですが、久しぶりの大ヒットというか、手放せない愛読書になりそうです。帯がまた秀逸で、「博物学、世界探検、英国式庭園、サーカス、そしてネコ肉屋・・・・・・」。そうなのです、あのネコ肉屋の謎が解けるのです。
この本の著者も強調していることですが、児童文学、殊に外国語の児童文学の良し悪しのかなりの部分を決定するのは翻訳者の文章力です。ドリトル先生シリーズ自体、たいへんに素晴らしい作品ですが、井伏鱒二による翻訳でなければ日本の子供たちにとってここまでの名作でありえたかどうか。この本に引用されている井伏鱒二訳の引用を読むうちに、またたまらなくシリーズが読みたくなってしまいました。
01/07
(sun.)
大阪でイベント。朝から出かけるはずが、雪に阻まれて外出できず(涙)。窓からふわふわどさどさと降りしきる雪を眺めながら、お茶を飲みつつ虚しく時を過ごす。
昼、ようやく雪がやんだので、大王とちょっとした外出をするも、外出先がまた大雪ですごすごと帰る。でも雪はキレイだ。
01/02
(tue.)
日頃、滅多なことでは動じない両親をも驚かせる来訪者あり。
「突然押しかけて迷惑だとは思っています」と挨拶されるものの、まさか「なら来るな」と返すわけにもいかず。せめて来る前に電話でもしてくれれば誰もこんなに驚きもしないというのに。
01/01
(mon.)
新年あけましておめでとうございます。
今日は帰省するために正午頃家を出て、一路高速のインターを目指したのですが、市街地にも郊外にも真昼間から酔払い運転の多いこと多いこと(汗)。蛇行する車や急ブレーキをかます車、挙句の果てに逆走してくる車をかわしつつ、かなり神経を張詰めた(高速に入るまでの)30分でした。
栃木在住の方や、栃木を愛してやまない人にはとても申し訳ないのですが、今年もこの土地を好きになれそうにありません。以前、とあるタウン誌に「栃木の交通マナーはひどい」と、栃木に引っ越してきたばかりの人が投書したところへ、栃木在住の方から「茨城や山梨はもっとひどい。アレに比べればマシ」と反論が載っていたのを思い出します。誰かと比べてどうこう、という問題ではないはずなんですが、おしなべてこの論理がまかり通ってしまうこの土地柄がかなり苦手なのです。

実家にたどりつくと、今年のおせちは料亭モノでした。私的には母のおせちがいちばん美味しいと思いつづけているのでこれはすこぶる残念だったのですが、チョロギとかクワイとか母が料理しないたぐいの縁起モノがお重に入っていたので話題には事欠きませんでした。それにしてもいくら保存食とはいえ味が濃い(汗)。それに酢の物がものすごくスッパイ(涙)のでした。

夜、自宅から持ってきたノートパソコンをいじろうとして、タイヘンな事件が発覚。大王がヒミツのフロッピーを間違ってアキラ君に送ってしまっていたのです(汗)。申し送りが上手く行かなかったのは私のせいですが、それにしても…ああ見られたらどうしよう(笑)。






back / next