◆今月のコトバ◆
百代之過客(hyakudai-no-kakyaku):李白の「春夜宴桃李園序」に登場している言葉でス。熟語ではないのでしょうが、漢和辞典にも載っておりました。高校の国語便覧にも掲載されているのではないかと。改めて語彙を説明する必要もないと思うのですが、なんだか誕生日が近づくとこのコトバが頭の中に響くようになったのはヤハリ歳をとったせいなのでしょう…などとしんみりしてみるのでした。時が経つのは本当に早いものです。

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11/29
(wed.)
明日はアイオロスの誕生日だ。

母と長電話などする。土産バナシがてら来年の旧正月は台湾に行こう、とさりげなく勧めてみる。旧正月は毎年、大陸の方へ寒い寒いと言いながらもご招待もいただいていることで上海に行っているのだが、父や母もそろそろ大陸の寒さはカラダに負担の大きな歳だ。寒い時は暖かい所へ行こうよ。

芝麻酥を食べ始めたらとまらなくなってしまい、なんだか大量に食べたら後から少し気持ち悪い。口直しにグランドホテルに置いてあった茉莉緑茶のティーバッグ開けてみたら、とてもいいニオイがする。淹れてみるとナカナカ美味しい。台湾、ティーバッグの世界も奥深いのかも。
11/28
(tue.)
どうやら台湾と栃木の寒暖差にカラダがついていけなかったらしく、あっさり風邪をひきました。台湾土産の整理をしていたら、沖縄のHサンから荷物が届くとのお知らせが電話で。決してペリカン便が毎回予告電話をしてくれる、というコトではなく、単に配送の人が道に迷ったらしい。迷うかねぇ…ここで。

荷物は塩せんべいと、和三盆糖と、沖縄料理の本(読み物としてもとても面白いでス。Hサン本当にアリガトウ)。改めて思うけれど、沖縄料理の材料とレパートリーは、台湾料理ととても共通点が多い。まあ、あれだけ近い場所なのだから当然と言えば当然なのかもしれないけれど。
本を読んでいるうちに早速台湾が懐かしくなってしまい、次回台湾渡航予定など立ててみるもののシゴト忙しいしなあ…。
11/27
(mon.)
台湾の旅(4日目): 今日は午後5時45分の便で帰国します。平日なのでJサンは朝にはもう出勤した後でした。Lサンと大王と3人で、ご近所に朝ご飯を食べに行った後、Lサンの職場訪問でス。昨年までは別のトコロで働いていたLサンですが、今年からは大学の先生でス。まず研究室でLサンの先輩や、ドクターコースの学生サンとご挨拶を交わして、それからは構内散歩。お話は楽しいのだけれど、広い広い大学のキャンパスを引き摺りまわされて、さすがにちょっと疲れました(汗)。
お昼は大学の近所のレストランで。学生サンたちと一緒にいただきました。揚げ万頭がものすごく美味しくて、その他の料理も言うことナシ。何というお店だったか、これから台湾行く方の為にご紹介したいところなのですが、姫神も大王も知らないうちにLサンに案内されていたので看板すら見ていない始末。地図を見れば解るのですが、日本のガイドブックには載ってないし。

台北駅午後2時30分発空港行きバスのタイムリミットが迫ってきました。駅近くの三越とそのお隣の百貨店で、お土産購入のためお買い物。空港物価がバカにならないほど高いので、百貨店で済ませてしまおうという計画なのです。さすがに街中の小さいお店より少々割高ではあるのですが。
欲しかったお菓子も買えて「まだ時間があるよね」と和菓子屋サンがひしめく三越の地下食料品街の片隅に、お茶屋サンを発見。台湾では最大手(らしい)の天仁茗茶。いかにもご贈答用という豪華絢爛な箱が並んでおりまス。原産地価格に慣れきったLサンには衝撃の価格だったようですが、日本価格を知っている姫神や大王にとってはそれでも「安いな」と思えるお値段。ただ、ここのお店、どのお茶にも「茶王」って名付けてて、何が何だか。お店の方が試飲にくれた高山烏龍茶をいただきながら、ジャスミンティーとローズティを物色していたところ、なんだかカワイラシイ瓶に入った茉莉龍珠と玖瑰龍珠。しかもなんだかお値段が…(日本感覚でも…高い)。やや鼻白みつつも、香りの良さとなにより見た目のカワイラシサだけで1瓶購入。ちなみにこうした台北にあるお茶の専門店は、台湾産のお茶だけを取り扱っているワケではありません。大陸原産のお茶も多いので、「台湾土産!」として購入するなら産地を訊いてからにした方がよろしいかと。

さて。空港の免税店で、大王がビーフジャーキーを購入してしまいました。大王も姫神もすっかり忘れていたのですが、たとえ免税店で買ったものでも、国内持ち込み禁止の品物でス。
ところが、実際には動物検疫コーナーに持っていったら、一瞥しただけで「検疫済」のシールを貼ってくれました。通関OKだと言うのです。まあ、お役人が良いと言うのなら良いのでしょうが、何か釈然としないのでした。

今日の獲物:パインケーキ
三越の地下食料品街、お菓子売り場で台湾のお菓子をこれでもかと食い散らかしていたのは姫神でス。(勿論試食ですが。)台湾のお菓子、あまりハズレはないようですが、基本的に甘モノにはタイヘン心の広い姫神の言うコトですからあまりアテにはしないでいただきたい。
パインケーキはいろんな会社から出ていますが、姫神が買ったのは世家太陽餅廠のもの。パインケーキ通の大王曰く「いままで食べたパインケーキの中で一番おいしい…っていうか、他のパインケーキとは別物っぽい」というコトでした。姫神、他のパインケーキは試していないので、これがイチバン、とは言えませんが美味しいことは確かでス。
11/26
(sun.)
台湾の旅(3日目): 朝から外食でス。きしめんみたいなうどんと、ビーフンと、豆乳と、雲呑をいただきました。日本では新竹のビーフンが有名ですが、新竹よりオイシイという竹南のビーフンです。昨日も夕御飯に出していただいたのですが、ビーフンそのものに味があって、とてもオイシイ。食事の後、Jサンのご実家前に広がる畑を案内してもらいました。グアバとかパパイヤとか、ニガウリとかユウガオ、ヘチマ、サトウキビ。日本から買ってきて植えたという巨大な「金のなる樹(植物検疫は通りましたか(汗)」もありまス。それから、ご実家で経営している工場も見せていただきました。
朝の散歩の後、ちょっと変わったやり方(詳しくは茶館)でお茶をいただき、車に乗って(Jサンのご両親のご案内で)ご近所の製茶工場巡りに出かけました。
ところで、Lサンの車はトヨタカローラなのですが、台湾では日本車が随分高価なようでス。値段を聞いてちょっとビックリ。台湾物価に照らし合わせてどうこう、というのではなくて、日本価格よりずっと高価なのです。関税凄いんだそうな。

製茶工場はJサンのご両親の顔なじみのトコロで、出迎えてくれたオジイサンは戦前、鹿児島に住んでいたとかでちょこっと日本語が話せまス。というワケで会話は台湾語と客家語と北京語と日本語が入り混じって、全員が半分ずつ内容を把握する、というカンジ。お約束のテイスティングをして、烏龍茶の製茶の行程なども見せていただきました。東方美人は、良い物が全部出払ってしまった後で、あまり質のいいのがナイよ、というオハナシでしたがかなり香りの良い佳品でした…ってコトは出来立てを買いにこればこれよりずっとオイシイ東方美人が飲めるのね?…ってちょっと想像つきませんが。

製茶工場見学の後は、獅頭山登山でス。仏教寺院の山で、観光名所にもなっているらしく、人と車と観光バスでごったがえしていました。まずは山を一巡りし、Jサンのお母様が持参したオヤツの鳥足を飛び交うちょうちょなど眺めながらいただきました。鳥足、ツメが鋭くて食べる時怪我をしそうで少し怖いのですが、美味しかったでス。それからお昼には食堂で精進料理(素食)をいただきました。麩や湯葉やお豆腐がメインのお料理ですが、見た目は台湾家庭料理そのままという風情で、日本の精進料理とは雰囲気が違います。
午後は木工博物館やその周辺の街で遊んだり、茶園をいくつか回って過ごし、大渋滞の高速道路を6時間ほどかかって台北に帰りました。Jサンのお母様に「台湾語か北京語覚えなさい。」と言われたので、今年こそはガンバロウと決意も新たにした姫神でした。

台北ではLサンのご両親が鍋物など準備してお待ちとのこと。Lサンのご実家にお邪魔して、香菜たっぷりの鍋料理をいただきました。香菜(パクチー、コリアンダーとも言う)、日本ではキライな人も結構いるようですが、台湾人にも苦手な人はいるようで、LサンとJサンは揃って香菜嫌いでス。嬉々として自分の取り皿に香菜詰め込んでる姫神と大王見て呆れながらも感動していたみたいでした。

今日の獲物:ゼラチン質
台湾料理は、特に家庭料理では肉類は徹底的に脂を抜かれまス。肉の脂身などは殆ど食べません。とことんまで茹でるなどして、脂身は口にしないようにするのが基本のようです。(野菜炒めなどにはラードを使うこともあるのですが。)美容と健康、特に美肌に命を賭けるJサンの側にいると、特に脂身を口にする機会はありません。彼女を観察していて気づいたのですが、腱や筋などゼラチン質は好んで食べているようです。実際、食卓にも多くのぼりますし、その中から意識して選んで食べる必要があるほど、美肌には欠かせないもののようでス。そして美味しいんですよ、ゼラチン質の部分って。
11/25
(sat.)
台湾の旅(2日目): 台湾での朝ごはんは、家庭か専門店に限るようです。ホテルの朝食は確かに豪華なんですが、おかゆ以外にこれといって興味をそそるものもなく、朝ごはんの定番(のハズ)の万頭(マントウ)も見当たらないし、パンの焼きあがりはイマイチだし、デザートもフルーツも少ないしシリアルは充実していたな。なんでだ)。
さて。本日は朝から予定はLサンとJサンに任せっぱなしでス。最終的な目的地は苗栗県なのですが、そこまでどう過ごすのやら。…と思って車に乗り込んだら、陽明山に連れて行かれました。だんだん山深くなる風景に、細くなる道路。どうやらこれから軽く登山という雰囲気。10cmヒールのブーツにデニムのロングタイトといういでたちの姫神に、駐車場でハッと気づいたLサンと大王。「その格好で山道大丈夫?」と尋ねられましたが大丈夫。ピンヒールで岩山登るのだって平気だ姫神は。(なにしろ田舎育ちなもので。)

陽明山は、国立公園でス。温泉(硫黄泉)も沸いていて、緑濃く、独特の生態系も持ち、そのうえ台北近郊で唯一、雪が(ごくたまに)降る場所。角のあるバッタや、青いトカゲ、タイワンリスにもたくさんの色鮮やかな蝶や小鳥にも遭いました。小動物や珍しい草木を眺めながらの自然歩道散策は楽しかったでス。余所見の勢いで犬を踏みそうになったことは秘密です(汗)。<昼寝をしていた黒い犬がいたのですが、私が上を向いたまま近づいて行っても退こうとしなかったため、大王が気づいて私を引っ張らなければそのまま踏んでいたと思われるのです…。
栽培種のグアバと、野生のグアバ(台湾自生種。とても小粒)、それにパッションフルーツを途中で買い、かじりながら歩いていたのですが、パッションフルーツって匂いがあんなに甘いのに味はスッパイんですねぇ(汗)。ちょっと泣きました。そして、お昼は陽明山ふもとの屋台で。もち米の腸詰に、甘いソーセージと、大根餅をいただきました。薬草やら山菜のお店もたくさん出ていて楽しかったです。山大王という巨大なヤマイモも売ってました。2メートル近いのもあるんですがホントにヤマイモなのかな…(汗)。
陽明山の後は新北投へ。こちらも温泉郷。日本統治時代の建物が98年から博物館として保存公開されていて、結構な盛況ぶり。それから地獄谷にも行きました。このあたりはサトイモ(とLサンは言ってたけど田芋じゃないかな…)が名産とかで、蒸した小さいのをいただきながら地獄谷見物。硫黄のニオイがものすごかったのですが、台湾人のご老人たちと、日本人の若い女の子たちが、なにやら熱心に日本統治時代について語り合っていました。(あの時のお嬢サン方がここ見てたらどうしよう…芋かじりながらガン飛ばしてると思われたかな(汗)。感心してただけなんだけど。)

この後、3時間ほど車で移動して苗栗県へ。地名などはさっぱりワカラナイのですが(人任せの旅はこれだから…)、本日のメインイベント足裏マッサージが待っているのでス。台北にもたくさんやってくれる場所はあるのですが、私たちはJサン行き付けのオジイサンのトコロが大好きなのでわざわざ連れてきてもらったのでス。たっぷり1時間はマッサージとカッピングをしていただいて、カラダがすっかり楽になりました。それにしてもこのマッサージの手法がスゴイのかオジイサンがスゴイのか、カラダの悪いところが全部バレてしまうのでス。貧血改善のお風呂の入り方なども指導されて、「去年よりずっと体調が悪いじゃないか。どうしたんだ」と叱られたりもして、すっかり健康になった一同でした。

本日の宿泊は、なんとJサンのご実家。Jサンのお母様心づくしのオイシイお料理をいただいて、薬酒も少しいただきました。食後のお茶は金宣。食卓には何枚もの蓮の葉に包まれた巨大ちまきが出てきましたが、つい先日Jサンのお兄さんのところに赤ちゃんが産まれたとかでお祝いにいただくことになっているのだそうでス。
食事の後、散歩に連れて行ってもらいました。田舎の小さな町なのですが、週末だけの小さな屋台街があるのです。

本日の獲物:焼仙草
仙草ゼリーというのは前から知っていて、好きなデザートのひとつだったのですが、今回いただいたのは「焼仙草」という名前の温かい仙草ゼリー(?)でした。ちょっと葛湯のようなとろみがあって、仙草らしく真っ黒で、甘煮の豆やタピオカなどが一緒に入っています。カラダにとても良い、薬膳オヤツ。台北では冬、寒くなってくるとこれを出す屋台が出てくるそうでス。
元来、台湾では暑いときでも冷たいものを摂ることはもともとしないそうですね。暑い時こそ温かいものの方がカラダに良い…って、日本でもそうですが(笑)。暑いからって冷たいものばかり体に入れてるとロクなことにならないんですよ。そういえば、霊芝(サルノコシカケ)のコトも「仙草」って呼ぶみたいですが、焼仙草とか仙草ゼリーの原料は薬草でキノコではないそうでス。
11/24
(fri.)
台湾の旅(1日目): 久しぶりの台湾。本日は午前9時頃のフライトが成田からではなく羽田からなので、夜明け前に極寒の栃木を後に。台湾と日本は正式な国交がないので、成田でのナショナルフラッグキャリアの相互乗り入れが事実上(というか日本がとにかく中国を気にしているせいで)できません。それで台湾のナショナルフラッグキャリアである中華航空(China Airlines)は羽田発着なのでス。(各国の台湾への乗り入れ事情について。<こんな記事を見つけました。)
さて。早朝6時には羽田に到着した姫神と大王、二人とも前日一睡もしていないので眠くてどうかなりそうだったのですが、中途半端に寒いチェックイン周辺で眠るわけにもいかず、台湾へのお土産など買い足しながら時間をなんとか消化して、機上の人となりました。出発ロビーに置いてあった、「海外肉製品の検疫について」ポスターやパンフレットの内容について少々検討。台湾からの偶蹄目(ウシとブタ)肉製品も日本国内持ち込み禁止になっておりました。<以前にブタの伝染病が発生したため。

中華航空のフライトアテダントの制服は膝丈チャイナドレスでス。キレイな足に微妙なスリットは男でなくてもドキドキしますな(笑)。胸元の中国風ボタンがなんと言ってもポイント高いんですが。
東京(成田)〜台北間は、約3時間なのですが、その間に映画の上映もありまス。姫神はイヤホンが苦手なため音楽や映画を機内で楽しむことはできないので、もともと関係ナイのですが、前回成田〜台北の時もこの映画上映については、とても気になるコトがありました。要は、そこそこの大作を上映する為、必ず映画の途中で時間が足りなくなるのです。今回は「X-men」でした。この程度のアクションなら途中でぶっちぎられてもそんなに気にはならないかもしれませんが、前回は確か「シックスセンス」を放映していたのでス。ホラーが途中で見れなくなるのって、気になりませんかね…。

事件はイミグレーションで起こりました。ものすごい混雑。
一応、公衆電話から迎えに来てくれているハズのLサンの携帯に「イミグレーション通過が遅くなるよ」と電話はしたのですがまさか1時間半もかかるとは。台湾の入国審査ってそんなに厳しいワケではないのですが、パスポートをスキャニングするため、ひとりあたりの時間がものすごくかかるのです。(しかもスキャナの調子悪いみたいだし。)そのかわり手続きを待ってる間、実ににこやかに話し相手になってくれます。世界一愛想のイイ入国審査なんじゃないかな。(姫神は「結婚オメデトウ」とまで言われました。<前のパスポートと名前変わってるからね。)

ところで本日の宿泊先はグランドホテル(圓山大飯店)でス。空港から台北市内への道すがらえらく目立っているあの巨大なお城風ホテル。台北での宿泊はいつもお友達のお世話になってしまい、ホテル好きにも関わらず一度もホテル泊したことなかったので、Jサンに予約していただきました。ナニかツテがあるそうで、怖いくらい安かったでス。宿泊費(汗)。
天井の高い、上海帝国ホテルの倍以上は広いツインルームではしゃぎまわっているうちにすっかり前日の疲れが出て、夕方まで寝こけてしまいました。結局、折角のウェルカムフルーツたちも手をつけることができず、お茶のご招待もキャンセルして、夕方には大王のお友達と待ち合わせてミニ同窓会。
いつもお世話になっているLサンと奥さんのJサン、新婚ホヤホヤっていうか昨日新婚旅行先から帰ってきたばかりのHサンとその奥さん、大王と会うのは2年ぶりのRサンとその奥さん、それに大王と姫神というメンツでス。
士林の茶館で軽くごはんをいただいてから、屋台街へ。
・・・・・・あまりのヒトゴミに死ぬかと思いました(汗)。

本日の獲物:名前のワカラナイお菓子たち
最初にいただいたのは、烏龍茶と薬草を煎じたというゼリー。茶館のオリジナルで、とても香りが良くて甘さもスッキリ。蜂蜜がかかっていましたが、そういえばクセのないアジアの蜂蜜を口にするのは久しぶりだったので却って新鮮でした。
それから、屋台でいただいたかるかん風のアツアツ打ち菓子。中身はゴマのものとピーナツのもの。蒸した米粉のようなものと一緒に器に詰めて形をつくるのでス。1個10圓(1圓は4円くらい)。
同じく屋台でいただいた芝麻酥(ゴマを蜜で固めたお菓子。空港のおみやげでは「ゴマのおこし」と訳してありました。)と、葱油餅。いずれも試食(笑)。
最後に「雪片」という名前のかき氷と、田芋とサツマイモの甘煮が乗った「刀削氷」を。「雪片」はすでに味のついた氷を薄く薄く削いでつくるかき氷で、口当たりが柔らかいうえに頭痛になりません。「刀削氷」は、その名のとおりざくざくの氷。半分も食べないうちにカラダが冷え切ってしまったので、途中でリタイアしました(汗)。
11/23
(thu.)
今日の本棚:「荷風随筆集(上・下)」 永井荷風著、岩波文庫
私は、小説は苦手で殆ど読まないのですが、随筆やらコラム、エッセイの類というのは割と好きで、特に荷風の随筆が心身共に癒されるというか、性に合うので子供の頃から何度も読んでおりまス。(うちに文学全集があったんですよ。)中学生の頃といえば、お小遣いもあまり足りていなかったので、活字中毒者としては顔なじみの古本屋で、安い岩波文庫の中古モノを片っ端から漁るということもよくありました。当時はまだ古本屋がマンガを扱うことも珍しく、そのうえ大学の近所の古本屋街でしたから、あまり俗っぽい本は置いていなくて、心底落ちついて活字の世界に耽溺していたものでス。(でも一歩棚を間違えると成人向けの世界が…。)昔読んで、それきりしばらく忘れていた本にいきなり再開すると、突然その当時のことが怒涛のように甦るものなんですね。驚きました(汗)。





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