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| ■台湾青茶 :いちばんのオススメ ■大陸青茶 :とにかく多種多様 ■緑茶・黄茶・白茶 :熱湯でいれない ■黒茶 :10年とか20年とか ■花茶・細工茶 :見て楽しむお茶も |
| ■台湾青茶■ |
| >>東方美人 |
| 台湾特産の青茶の一種。青茶のなかでも発酵度が高く、色はほとんど紅茶色。味・香りともに非常に複雑(これはどのお茶にも言えることかもしれませんが)。後味が甘。台湾でも新竹・苗栗が主な産地です。近年、日本では大陸産のものも出回っています。(そもそも大陸が起源だという話も耳にしたことがありますが真偽は私には不明です。) フォルモサウーロン、白毫烏龍などとも呼ばれています。 お値段もピンからキリまで。香りと味によるリラクゼーション効果は天下一品かと。 作り方が特殊なので、無農薬栽培であることが基本です。また、年に一度の限られた期間にしか生産されないため生産量も少なめです。(他のお茶の場合、台湾では年に何度か茶摘シーズンがあります。)更に詳しい東方美人の話は、TIPSの方で。 |
| >>高山烏龍 |
| 台湾産の烏龍茶の代表格。茶葉の発酵はそれほど進んでいないため(年々発酵度が浅くなる傾向にあるらしい)、茶葉の状態ではっきりと緑色です。水色は淡い黄金色〜黄緑色。標高1000m以上の高地で栽培される葉が原料になるためこの名がついています。 阿里山、梅山など、特定産地の名前を冠して呼ばれる場合もあります。(たいてい有名産地の高級品、ということになります。)私は[イ九]分で、河王山烏龍というのをいただいたことがありますが、まさに清香、というか爽やかな味と香りの高山茶でした。 分類としてはあくまで「標高の高い場所で栽培」ということだけなので、茶樹の種類によって分類される金宣、翠玉などと名前がかぶることも当然あります。また、烏龍茶のなかでも包種茶の一種として分類されるらしいのでますますややこしい事になりますが、いわゆる包種茶とのあきらかな違いは、茶葉の完成品の形状です。茶葉はぐるぐると固く丸まっています。お湯を吸って茶葉の開く様はそれはもうミゴトなものです。 |
| >>金宣 |
| 台茶12号 ―台湾で改良された茶樹、12番目の品種― から作られるお茶です。バニラやミルクティーっぽい、甘く濃厚な香があります。高山烏龍茶である場合がほとんどです。人によってはこの濃厚な(烏龍茶から想像しにくい)匂いに抵抗があるようです。味的には甘くないワケですから。私もはじめて飲んだ時にはたいそう驚きましたが、慣れると美味しいものです。台湾での人気は高く、年々商品の種類も増えてきているようです。 |
| >>四季春 |
| 四季春も改良茶樹の名前です。何号なのかは浅学にして不明です。以前、「一般的に茶つみから完成までのほとんどの行程を機械で行うため、茶葉の1枚ずつがバラけていて、その葉も途中で千切れていることが殆どです。高級茶ではないハズ」 などと書いていたことがあるのですが、これは茶園の人と私のミスコミュニケーションによる誤解でした。お詫びして訂正します。つまり、私が購入した四季春がたまたまそういう製法だった、というだけの話で、四季春自体にはもちろん高級茶からお手ごろ価格茶までバリエーションがあります。 高山茶のなかでも清々しさが前面に出てくるタイプ。後味かなりすっきりのお茶です。 |
| >>凍頂烏龍 |
| 高山茶が今ほど有名になる前は、台湾を代表する烏龍茶だった凍頂烏龍。凍頂山が産地です。通常凍頂烏龍といえば、青心烏龍という種類の茶樹からとれる葉っぱが原料になります。焙煎して香ばしさを増したものとそうでないものがあります。(私は焙煎したものの方が好きですが、傾向としては焙煎しないものの方が人気が高いです。)焙煎したものの方が緑色が弱くなり、黄色みを増します。また、何年か寝かせた「陳年」と名がつくものもあります。 台湾烏龍茶のスタンダードとして、一度は味と香りを確かめておくのが良いのではないかと思います。ティーバッグなんかでも美味しいのが売られています。 |
| ■大陸青茶■ |
| >>大紅袍 |
| 武夷岩茶の銘茶。茶王と呼ばれています。中国の福建省産。小さい箱で売られていました。なにやら樹齢千年と言われる茶の老木から繁殖させた茶樹からつくられるお茶だそうです。母樹(4本)の方から取れるお茶はそれこそ伝説のお茶なので市場には出ません。飲み心地があっさりしていて香もすっきり。焙煎をしているので香ばしさが強いです。ほうじ茶っぽい感じがあると言えば少しは伝わるでしょうか。 |
| >>凍頂翠玉 |
| 上海の知人からいただいたお茶で、豪華な贈答用パッケージ入りでした。台湾高山茶に岩茶テイストが加わったカンジの飲みやすいお茶。焙煎してあるタイプです。とはいえ果たしてこの名前で誰にでも通じるかも不明です。名前から察するに台湾南投県は凍頂山産の翠玉(烏龍茶の改良茶樹)のようですが…だとすればこれは紛れもなく台湾青茶なのですけれども、なにしろ入手先が上海ということもあり、ついでに最近大陸の方ではお茶の名前がかなり錯綜しているという現状もふまえて一応こちらでご紹介ということにしておきます。なんかちょっとイロイロ疑わしいカンジがしないでもありません。 台湾での翠玉は、台茶13号。13号なのに12号の金宣よりダメ、とかひどいことを言われていたりする種類です。味・香とものそれほど濃厚ではないので、すっきり味好みの人には金宣よりウケは良いのではないかと思います。 |
| >>鳳凰単[木叢] |
| 2002年の春、はじめて出会いました。うちにあるのはなかでも「極品嶺頭単[木叢]」と銘打たれているものです。広東省は鳳凰山で、鳳凰水仙という種類の樹から採取する茶葉でつくられているので「鳳凰」、1本の樹からとった茶葉でつくり、他の茶樹のものを混ぜないので「単[木叢]」と名付けられているそうです。なにやらものすごく種類が多いらしく、樹によってまた季節によって、年によっても味も香りもずいぶん違うようです。そして樹形やできあがった茶葉の形からも名前がつけられるので、なかなか奥の深い世界。 概して香が甘く、果物や花の匂いが強く感じられます。味も匂いにつられてか甘めで後味が効いてます。水色ははちみつ色といったところでしょうか。 花香、蜜香はかなり強いです。東方美人でこうした匂いのバリエーションには慣れていたつもりでしたが、あの葉っぱからこの香りが出るのか、と思うとお茶作りの神秘をしみじみと感じざるを得ません。 |
| ■緑茶・黄茶・白茶■ |
| >>西湖龍井一級 |
| 杭州の西湖周辺が産地の高級緑茶。旧正月の上海では贈答や家族へのお土産用に飛ぶように売れていました。ひらべったい茶葉の形が特徴的。 味も香りも色も日本の緑茶とはかなり違うので、日本のものを想像しながら飲むと、驚くかもしれません。柔らかな甘味と独特の旨みがあって、慣れると癖になります。香りを強く出したい場合は高温で、甘味を楽しみたい時には低温で淹れます。 |
| >>黄山毛峰一級 |
| 黄山産の緑茶です。龍井ほど違いが際立ってはいませんが、やっぱり日本の緑茶とは違います。独特な後味が残ります。ヨーロッパでグリーンティと言えば(特に日本のものであると断りがない限り)このお茶を指すことが多いようです。 色も「緑茶?」と思うほど淡いです。(中国茶は色が薄い方が上等と言われているというハナシも聞きました。)甘い香りがします。 大陸産の中国茶は、中国では等級がつけられて販売されています。(日本で買うときは、等級はついていない場合も多いです。)そのお茶の特徴を充分に楽しむにはやはり一級以上の等級のものがオススメです。 |
| >>碧螺春 |
| 蘇州の太湖周辺でつくられる高級緑茶。乾燥状態の茶葉のニオイがなんとも青臭いうえになんだか生臭くも感じるので(姫神だけカシラ。)たじろいでしまうのですが、お茶に煎れるとビックリするくらいサワヤカで甘味のある、香りも鮮やかで繊細なお茶です。茶葉がちっちゃくて緑がキレイでカワイイのもポイント。 緑茶、特にこのお茶は淹れるとお湯の表面にホコリのような白い細かいものが浮きますが、これはゴミではなく、茶芽の産毛です。 低温で淹れます。 碧螺春は、最近では台湾でもつくられていて日本にも入ってきていますが、太湖あたり産(特に東山碧螺春、洞庭碧螺春と呼ばれることもあり)のものと台湾産のものは味も見た目も香りも全くの別物です。そりゃもう、どうして同じ名前なんだ、とツッコミたくなるくらい別物です。 |
| ■黒茶■ |
| >>普[シ耳] |
| プーアル茶です。 一般的には緑茶のできあがったものを発酵させる、という製法をとるようです。ひとくちにプーアル茶と言っても製法から形状までさまざまで、後程少し詳しく分類してご紹介できれば、と思いますが、今のところは概略で。 だいたい、薬のようなカビのような土のような匂いがします。長くねかせていたものほど香が強くクセが出てくる傾向にあります。色は濃い茶色というか紅茶色というか。慣れない人は浅めに淹れてください。濃く出すと飲めなくなる人もいます。味は甘いものが多く、後味もしっかり。 さまざまな効用が謳われているので、「美味しくなくても飲む」という人もいれば「この味と香りがタマラナイ」というマニアもいます。(姫神はどちらかというとマニア。) 決して万人向けのお茶というわけではありません。(熟成が浅めのものは万人向けと言っても良いかもしれませんが。)でも、菊花や玖瑰を少し加えるとずいぶん飲みやすくなります。 |
| ■花茶・細工茶■ |
| >>茉莉花茶 |
| いわゆるジャスミンティーです。多くの場合、緑茶にジャスミンの花で香りをつけています。近年、特にバリエーションが広がっていて、ひとくちにジャスミンティーと言っても実に多種多様。単純な茶葉と花びらのお茶から、お茶を小さな珠にしたものや、大きな珠になったものまで。ただし基本はあくまでお茶に花(人工香料でなく)で着香してあること。 花びらが入っていることがほとんどですが、香りがついているだけで花の姿がないものもあります。茉莉花茶は、一般的には花びらが入っている量が少ないほど高級なんだそうです。 |
| >>玖瑰茶 |
| 通称ローズティ。正体はバラ科の植物、ハマナスのつぼみです。まあ、ハマナスもバラの仲間ですし、実際香りも似ているのでウソツキ呼ばわりするほどのことでもありません。中国ではハーブティは薬局でも売ってます。効用としてはお肌にいい、ということらしいのですが、姫神はもっぱら香りを楽しむために煎れてます。 単体で楽しむだけでなく、緑茶やプーアル茶に加えて飲む方法もあります。 |
| >>菊花茶 |
| 白い菊のハーブティ。プーアル茶にブレンドしたりする使い方もありますが、そのままいただくのもポピュラー。おなかにやさしい軽い味わいと香りが食事にはウレシイお茶です。ただし何煎も淹れているうちに甘味が強く出てくることがあります。 花を丸ごと使っているので見た目もキレイ。上海では人気のお茶だそうです。 |
| >>八宝茶 |
| 菊花・包種茶・竜眼・クコなどだいたい8種類前後のお茶とハーブをブレンドしたお茶。作っている会社によって白木耳入りだったり人参入りだったりして味はさまざまです。好みのものが見つかるまで何度でもチャレンジ。 甘味の出る果実や氷砂糖が入っていることが多く、デザートティとしていただくのが主流ですが、氷砂糖さえ入っていなかったらお食事中でもいいのではないでしょうか。私はどこかのレストランでいただいた甘くない八宝茶が好きだったのですが、まだ再会できていません。 緑茶ベースのものもあります。 |
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