荘厳司教ミサに向けて 第9号 2009年7月3日  


































                           













               
U それについて、聖書にはどのような「みことば」が書かれているのか?                                                                        
 


































 
lectionarium
 
 


































   主日であれば、聖堂の入口に置かれている「聖書と典礼」(オリエンス宗教研究所)を取ってミサにあずかる。    


































     


































   週日であれば、購読している月刊「毎日のミサ」(カトリック中央協議会)を持参してミサにあずかる。    


































     


































   朗読奉仕を頼まれれば、そこに書かれているテキストを読み上げる。    


































   日本の教会で、日常的に見られる光景です。    


































   「聖書と典礼」も「毎日のミサ」も、誤りのない一つのサンプルですから、忙しい毎日、忙しい毎週、こういう便利なものを利用 するのも結構なことだと思います。    


































     


































     


































   しかし、小教区で典礼を設計する打合せ会議などにおいて、提案が「聖書と典礼」や「毎日のミサ」に記載されている通りでない と、「誤りである。」と決め付けたり、「『聖書と典礼』や『毎日のミサ』ならば、皆が持っているから、その通りにしましょう。」という便利さ追及の意見に は、異論があります。    


































     


































 
 


































     


































     


































   「聖書と典礼」も「毎日のミサ」も、ORDO LECTIONUM MISSAE EDITIO TYPICA ALTERA 1981(「聖書朗読配分 規範版 改訂版」)に示された配分の中から編集者が選んだ一つの選択肢であって、他の選択肢の正解もあるわけです。
 


































     


































 
 


































 
 


































   また、聖書のテキストも、必ずしも「聖書 新共同訳」を用いる必要はなく、司教団公認の、典礼朗読に用いることのできる国語 訳の聖書は他に7種あります。(1964年6月10日全国司教会議決定 「ミサ典礼に関する 司牧指針」(1965 日本司教団発行) p. 50 別表T)
 


































 
 


































 
 


































  聖書朗読配分 規範版 改訂版 1981



































       


































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