私たち夫婦の山の思い出

この文書を書くにあたり古いアルバムを見てみると最初に二人で山に登ったのは
8910.10チャレンジ比良最長コ−ス、次が富士山の夜間登山、今から考えるとずいぶん無茶な挑戦だったと思います、そのころは若さにまかせまわりの景色を楽しむ余裕も無くただ歩くだけでした、それからしばらくして近くにハイキングクラブがあると聞いてさっそく入会しましたが、ご多分にもれず中高年の集まりで特に男性では私が一番若かったせいか、交代で下見にいく筈がいつのまにか毎月のように下見にいくようになり、本番と会わせると休みが山ばかりという状態になってきました。とはいえ、この会で歩き方やその他もろもろのことを教わり、また日本各地の山に連れていってもらい、今の夫婦の登山に随分役に立っています、「山の上で飲むビ−ルが一番うまい」ということもこの会での最高の教えでした、その会も会長の引退で解散、その後は残党で個別に集まって登ってはいましたが段々登る回数も少なくなり、これはいかんと当会に入りました、不思議なもので例会には参加することは少ないのですが会報を読んでいると急に登りたくなり二人で登ったり個人山行が多くなりました、これも雪稜会のおかげと時々志賀町に向かって手をあわせております。私の叔父が60才で登山を始め当初は毎年150日現在80才で年60日ほど登っています、できたら私たち夫婦も死ぬまで登山を楽しみたいと思っています。